神奈川県・湘南・茅ヶ崎で小さな美容院を経営してますダイスケです。
よろしくどうぞ〜!
今回はお店の横に置いてあるベンチのペンキの塗り替えしたので、その様子をブログにしていこうと思います。
このベンチは以前インターネットで1万円くらいで購入したベンチなのですが、使用を始めてだいたい4年ほど経ちます。
当店美容室DAFは海から歩いて5分程度の場所にあるため、海風で運ばれてくる塩害で全ての物の傷みが内陸の比ではありません。
自転車なんて3年も使えばサビだらけでボロボロになり5年も使用すると壊れてしまいます。
そんな過酷な環境にある当店のベンチは、定期的にペンキを塗らないと木が腐りあっという間に使えなくなってしまいます。
そんな経緯で今回ペンキを塗り直す事にしました。
ちなみに今回で2度目のペンキ塗りになります。
前回は上の写真の様にホワイトにしてみました!
なんだか白黒の葬式色で実は気に入っていませんでした・・・。
これは塗りたて直後の写真なので綺麗に状態です。
これが2年ほど使うとペンキがパリパリ剥がれてきてボロボロになってしまいます。
そのボロボロの写真は撮り忘れてしまいました・・・。
ペンキ塗りの最初の工程は上の写真の黒色の金属フレーム部分から、塗装する部分になる木の板を外していきます。
今回、塗装するのは木材の部分だけです!フレームはこのまま使います。
フレーム部分は金属なのでサビて来てボロくなって来ていますが、僕的にはその使い込まれた感じが好きなので、そのまま使いビンテージ風な感じにしていきたいと思います。
そして今回の塗装に使う道具はこちらの4つです。
左から、たわしみたいな研磨用のスポンジ・下地用のペンキ・塗装用のペンキ・表面保護用のペンキです!
後はペンキを塗るハケが必要ですがこれはなんでも大丈夫です。
百均などで売っているハケでも大丈夫ですが、安物だとハケの毛がすぐ抜けてくっついてしまい、仕上がりが悪くなる可能性があります。
僕は外用のベンチだしそんな事全く気にはしませんが、もしもクオリティを重視するならホームセンターなどで良いハケを購入する事をお勧めします。
そして今回使っているペンキは全て水性の物になります。
屋外使用ですが色々とめんどくさい油性のペンキではなく、今回は扱いが簡単な水性のペンキを用意しています。
水性のペンキの場合、ペンキを薄めるのも水で良いですしハケを洗うのも水で大丈夫です。
使用するときは原液のペンキのまま使用すると粘度が高くとても塗り難いので、水を入れて粘度を調整して使います。
使用後ペンキのついた道具は乾く前に水につけておけば綺麗に洗う事が出来るので、ハケなどを毎回買う必要はありません。
油性の場合厳しい環境でも耐久力はありますが、ペンキを薄めるための薄め液やハケを洗うシンナーなどを用意する必要があります。
正直、僕はあまり油性のペンキを使った事がないので詳しくはありませんが、塗る部材の材質によって油性を使ったほうが良い場合もあります。
基本的には金属系の物は油性を使うと思いますが、下地をちゃんと作れば油性でも大丈夫なパターンもあります。
詳しくはお店の人に聞いて下さい。
そんな訳で基本的に僕はめんどくさいのが大嫌いなので、後片付けも塗るのも楽な水性のペンキを使用していきます。
まずはベンチのフレームから木材を全て外しバラバラに分解します。
上記したタワシ状のヤスリで全体を軽く擦っていきます。
本当はもっとしっかりと前のペンキを剥がした方が良いと思いますが、実際本気で落とすとなるとそれなりの労力を必要としますので、ペンキが少し残っていますが面倒なのでこのくらいで勘弁してもらいます。
笑
次は剥がれたペンキやヤスリ掛けででた細かな木材の粉などが付着しているので、新しく塗るペンキに影響するから軽く拭くなり水で流します。
綺麗にしたらプライマー(下地用のペンキ)を塗っていきます。
プライマーは色のついてる物もありますが、僕が使ったやつはほぼ無色で少し白濁した感じでした。
全ての木材の表・裏もちろん側面も塗っていきます、まあこれは下地なので適当にさっさと塗ってしまいます。
今回選んだ色は、ハニーマスタード色です!
黄色とアイボリーの間みたいな色ですね。
このベンチはお店の西側に置くのですが、風水を調べたら金運には黄色との事だったのでこの色を選びました。
意外とそんな事を気にします僕・・・。
プライマーを塗って乾かした後に、上からハニーマスタード色のペンキを塗っていきました。
ちなみに天気によりますが30分程度乾燥します。
綺麗に仕上げたい方はもっと時間を置いてからペンキを塗って行った方が良いと思います。僕はめんどくさがりですし、そんなに時間もかけたくないので、ちょっと触ってみていけそうだったらガンガン塗っていってしまいます。
ちなみにハニーマスタードはプライマーとは違って1度乾燥させて2度塗りをしています。
そして木材の木目と同じ方向にハケを動かして刷毛を引いた感を出しておきます。
この写真だと左右に刷毛を動かす感じですね!
塗り終わったら最後の工程のトップコートです。
これは耐久性を高めてくれるペンキです!
ベンチなので人が座ると木材はたわみます。
たわむとペンキがパリパリと剥げてきてしまいますし、外に置いているので紫外線や風などのダメージを常に受けるので表面を保護しておきます。
これもプライマーと同じで、僕は適当な感じで1度塗りです。
乾燥させたら元のフレームにねじ止めをして元の状態に!
今回はベンチのカラーチェンジだけではなく、もう少し手を加えて見ることにしました。
ステンシルです!
これはとっても簡単に出来るのに、誰でもカッコよくデザインやロゴなどを対象に入れる事が出来ます!
2色使いする事や、ちょっとビンテージ風な塗装方法など色々とやり方はあるのですが、今回はたまたま黒色のスプレーが少し余っていたので、買いに行くのも面倒なのでシンプルに黒一色でやってみます。
やり方は複雑なデザインじゃなければ超簡単!
パソコンで好きな字体を選んでプリントアウトしただけ。
それをカッターを使って文字の部分を綺麗にくり抜けば完成です。
それを好きな所にセットします!
注意点は紙が動かない様にテープなどを使ってしっかりと止めておきましょう。
くり抜いた部分の内側も出来るだけしっかりとめた方が良いです。
空間が空いてるとスプレーした時にエッジがボケてしまいます。
まあボケても柔らかい雰囲気にもなるので、望むデザインによってどこまで手を加えるか考えても良いと思います!
とりあえず問題の無い場所に1度やってみて感覚を掴む事をお勧めします。
1回勝負のやり直しは出来ません。
この台紙を使えば同じロゴを何個も作れます。
スプレーはなるべく離れた所からかけると良い感じになります。
はい!完成です!
ベンチをセットしてこんな感じになりました〜。
僕の使用しているベンチは通販で1万程度の安い物ですが、自分で手を加える事で綺麗な状態で長く楽しむ事が出来ます。
もちろん既製品には既製品の良さがありますが、僕は使い込まれてた物が好きなためペンキで自由に遊ぶ方が大好きです!
こんな小さなベンチのペンキ塗りでも実は4、5時間くらいかかっています。
実際かなり面倒臭い作業になりますが意外とやって見ると楽しいですし、ホームセンターなどでペンキの色を選んだりするのも楽しいと思います!
お子様がいる方は子供も大好きな作業じゃないかな?と思いますので一緒にやってみてはどうでしょうか?
今回のブログは暇つぶしにベンチのペンキ塗りをしましたでした。
また数年後にペンキ塗りをしたらブログにしようと思いま〜す。
だいぶ先の話なりますが・・・。
ではまた〜
Comments