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執筆者の写真DAF

美容室DAFのカラーメニューについての解説ページ

美容室DAFのオーナー兼スタイリストのダイスケです!

よろしくどうぞ。

当店美容室DAFは神奈川県にある海の街、湘南・茅ヶ崎市にある小さな美容室です。

今回のブログでは当店のお客様に質問をされる事が多いい、DAFで使用するカラー剤について少し書いて行こうと思います。

なぜ質問をされるかと言うと・・・

使用薬剤が数種類あり薬剤によって発色性や髪へのダメージの度合い、さらに価格が変わるからです。

お客様側からするとちょっと分かりにくい・・・、って事なんだと思います。

ごめんなさい。

僕たち美容師であるならば薬剤名を聞けばそれがどのような物なのかわかるのですが、お客様は美容師ではないので今回は分かりやすく簡単に説明をしていければと思います。


 

カラー剤を使い分ける理由!


まずなぜ数種類のカラー剤を使うのか?について簡単に説明します。

現在の美容界では多種多様なカラー剤が多くのメーカーさんから発売されています。

そして毎年のように既存のラインナップより新色が発売されたりリニューアルされたり、新しい技術を使ったカラー剤が新発売されたりしています。

僕たちはこの数あるカラー剤の中から選択しサロンワークで使用し、お客様からお金を頂いています。

ただこのカラー剤は全て同じ価格で仕入れをしているわけではなく、カラー剤にも値段の高いカラー剤もあれば、安いカラー剤もあるのです。

これは皆さんもお分かりの通りもちろん良い物は値段が高いのが当たり前ですよね?

だから僕はシンプルにこう考えました。

少し料金が高くなっても髪への負担が少なく発色性が良いものを使って施術を受けたいお客様もいるよね?

逆に一般的な薬剤で手頃なお値段で施術を受けたい方もいるよね?

その両方のニーズに答えたいと!


そしてカラー剤って意外と知られていないのですが、実は大きく分けると2種類あって白髪染めとおしゃれ染めがあるんです。

グレイカラーとファッションカラーとも呼ばれたりします。

この違いはまた後で簡単に説明したいと思いますが、白髪を染めるときは白髪染めを使い、黒髪を染めるときはおしゃれ染めを施術するときに使うので、最低でも2種類の薬剤を揃えるのが美容室では常識なのです。

そこに当店DAFのようにカラー剤にグレードを設けると種類が増えて、価格も変わってきてしまいお客様が混乱してしまいます。

でもこれは僕なりにお客様の事を思っての事なのでご理解して頂きたいと思います。


カラー剤 ヘアカラー
DAF使用のカラー剤

では次に当店DAFで使用してるカラー剤の特徴や価格など説明いたします。

当店での呼び名での紹介ですので、薬剤の正式名称ではないのであしからず。

白髪染め2種類、おしゃれ染め2種類で4つのメニューに基本的にはなっています。

 

白髪染め(グレイカラー)


・オーガニックカラー ¥4800

・グロスオイルカラー ¥6000


おしゃれ染め(ファッションカラー)


・デザインカラー ¥5100

・シャイニーケアカラー ¥6600


 

オーガニックカラー

白髪染めのオーガニックカラーは当店で1番エコノミーなカラー剤になります。

でも決して安いだけの粗悪なカラー剤ではありません。

この薬剤の成分の94%が天然由来成分によって出来ており、エイジングの頭皮や髪に優しく染める事が出来るカラー剤になります。

また最近メーカーがこのカラー剤のリニューアルを行い、カラー剤にプレックス系(毛髪を強化しダメージを抑える効果があります)の薬剤が追加された事により、さらに髪に優しく染める事が出来ます。


グロスオイルカラー

グロスオイルカラーは当店お勧めのメニューになります。

1番の特徴は名前の通りオイルベースで出来ているカラー剤になります。

その成分の60%が油性で出来ており、オイル効果によって髪をしっとりとした質感で染色でき、さらにとても艶やかな発色性を持ち合わせています。

また水と油が反発する力を利用し浸透圧を高めることで、低アルカリ(ダメージが減ります)処方になって髪にさらに優しいカラー剤です。

またカラー剤のツンとするあの匂いがほぼ無いので、お出かけ前でも匂いを気にせず染める事が出来ます。

定期的に繰り返し染める白髪染めは長期で考えるとダメージをどうしても大きく髪に与えてしまいます。

何度も染めるからこそ薬剤の性能が大きく関係してきてしまうので、髪をより美しく維持したい方にはとてもおすすめしています。

またこのカラーは白髪染めでもおしゃれ染めにも使えるちょっと変わった薬剤になります。

通常白髪染めの発色は白髪に色を入れるためどうしても黒色や茶色の染料(擬似メラニンって言います)が多く配合されているため、仕上がりの色に透明感などが出にくく印象が暗くなりがちです。

グロスオイルカラーは白髪の量や求める明るさによって擬似メラニンの量を調整し、白髪染めなのに透明感もある髪色に染色する事が出来る高級なカラー剤になります。


デザインカラー

デザインカラーが当店のエコノミーな価格のおしゃれ染めになります。

ただし安いのは価格だけで、とても上質な薬剤を用いているので安心してお選びください。

このカラーの特徴は上記したグロスオイルカラーの様に、オイル効果で髪の内部への浸透を助けるのはもちろんですが、シナジーオイル処方の効果で髪の赤味やオレンジ味を漂白し、アッシュ系やブルー系の様な日本人には発色し難い色味を綺麗に出しやすいのが最大の特徴になります。

難しいので超簡単に説明しますが、人間の髪色や肌の色や瞳の色はメラニン色素の量やバランスで色味が決まります。

そしてメラニン色素はユーメラニンとフェオメラニンの2種類があります。

ユーメラニンは褐色系の黒や茶色をしていて、フェオメラニンは赤・オレンジ・黄色になります。

これは人種や人によって個体差があるのですが、白人であるならばメラニンの量が少なく、黒人はメラニンの量が多く、日本人の様に黄色人種は黄色い人種なのでフェオメラニンが多めなんです。

髪の場合、明るくする時メラニン色素が邪魔なのでカラー剤の力でメラニンを破壊する事で明るい髪にしているのですが、破壊出来ているのはユーメラニンだけで赤味の原因であるフェオメラニンを破壊出来ていないから綺麗なアッシュなどになり難い訳なんです。

多くのお客様が赤味やオレンジ味を嫌うと思うのですが、これが原因だった訳なんです。

通常この嫌な色味を消すためにカラー剤に赤色やオレンジ色の反対の色味(緑や青色)を足して、赤味など出ない様にするのですが時間がたち褪色してくると、抑えられていた赤味などが表に出てきてしまいます。

その原因を漂白し希望の色味に近づける事が出来るカラー剤を使用するのがこのメニューになります。

もちろん褪色時の赤味なども出にくくなるも特徴の1つになります。


シャイニーケアカラー

こちらは外国人風カラーの名前で有名になったイルミナカラーを使ったとてもスペシャルなメニューです。

イルミナカラーは光色と呼ばれるダブルカラーをした時の様な透明感のある発色が最大の特徴になります。

またカラーをする時に髪に含まれる金属イオンとカラー剤が過剰に反応を起こし、キューティクルにダメージを与えてしまう現象を、イルミナカラー独自のシステムで抑える事で低ダメージで染める事が出来ます。

都内の美容室や有名サロンでは必ずと言って良いほど使用しているカラー剤なのですが、実はお店によってかなり高額です。

都内などでは1万円以上する店がざらにあります。

DAFではそんな高額なイルミナカラーにサジーオイルを添加して施術をしています。

サジーオイルとは、シーバックソーンと言うグミ科の植物で小豆ほどの大きさの実に、18種類のアミノ酸と17種類のミネラル、そして16種類のビタミンと希少な成分であるオメガ3・6・7・9など200種類以上の成分が含まれ高い保湿効果があります。

そんな贅沢なオイルをイルミナカラーに混ぜることで、オイル効果でより低ダメージでかつオイルカラーの特徴の艶感とイルミナカラーの特徴の透明感を合わせる事が出来るメニューになります。

これは本当に贅沢極まりない組み合わせのカラーメニューがこのシャイニーケアカラーになります。

ちなみにですが配合によっては少しだけぼかす程度に白髪にも色を入れる事が出来るので、ファーストエイジングと呼ばれる白髪が出始めの方くらいなら白髪をなんとなくカバーしながら染めることが出来ます。

白髪が多い方はグロスオイルカラーがおすすめです。

 

皆さん理解できましたか?

カラー剤によってこんなに特徴や効果などが違ってくるのが現代のカラーリングになります。

これらの特徴を理解して自分に合った薬剤の選定に役立てて頂けたらと思います。

もちろんもっと詳しく知りたい方はお教えいたしますしどの薬剤がベストなのか、わからない方はアドバイスも致しますので、お気軽に相談して頂ければとも思います。

また今回記載した特徴はカラー剤の特徴であり、実際に髪を染める場合はどんな色にするのか?どの色がお客様に合うのか?などの方が重要な場合も多々あります。

色によってはお客様の髪質では発色しずらかったりとかもありますので、色の選定はじっくりカウンセリングした上で決定しています。

また今回のブログはカラーリングだけの話しであって、ダメージをさらに小さくする薬剤や、カラーの持ちを良くしたり手触りや艶感をさらに良くするサロントリートメントなどが複合的に関わってきます。

その話しは次回のブログで書こうと思っていますが、

『美しい髪色・サラサラな手触り・しっとりもっちりした質感・カラーの持ち・ダメージへの配慮』などを考えてベストなメニューを組むとなるとカラーだけでは難しいのが現状です。

粗悪なカラー剤で施術をしてサロントリートメントをしても髪自体が傷んでいるので意味がありません。

まず良い髪にするには痛みの少ないカラー剤で施術を行い、髪自体の痛みを最小限にして置いてからトリートメントなどをした方が良い状態になります。

髪は皮膚とは違い自己治癒などしない死滅細胞から出来ており、生えてきた瞬間からダメージを受け続けています。

ご自身でトリートメントをどんなにしようとも、美容院でトリートメントをしようとも生えてきた瞬間の様な全く傷んでいない状態には決して戻る事はありません。

このことを勘違いしているお客様が多いと思います。

また悲しいことに美容師ですらこの事を知らない者が多い気がします・・・。

シャンプーや美容室の宣伝などで髪を補修しますなどと謳っていますが、実際は補修と言うよりはトリートメントが効いている期間だけ良い状態、そう一時的に健康な状態にしてるだけで効果が切れると元のダメージがある状態に戻ってしまいます。

だからダメージの原因であるカラーリング剤にこだわり、そして髪への負担を減らす意味があると考えます。

このように美容師の使う薬剤は実は奥深く、そして多種多様になっています。

少しでも理解して施術を受けてもらえたらと思い今回ブログにまとめてみました!

では今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

当店美容室DAFでは僕自身で厳選し、最新かつ安心の薬剤を揃えてお客様のご来店をお待ちしています。

また今現在使っている薬剤より良い物が発売されたり、僕自身が使って良いと感じた物があれば、常時使用薬剤の変更をしています。

ありがとうございました〜!


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