皆さんこんにちわ
DAF hair オーナーのダイスケです
今回はメンズカットについて少し書いていこうと思います。
メンズカット( 男性のヘアカット ) と言えば床屋さん(理容師又はバーバー)などと呼びます。
よく見る青、赤、白のグルグル回るサインポールが目印の、そうあの床屋さんです。
今回この記事を書こうと思ったのは、最近ブラットピットやジャスティスビーバーみたいにしたいと言うお客様が多いのでちょっと書いて見ようと思いました。
基本的にこのツーブロックのスタイルですが、最新のヘアスタイルと言うよりは70〜80年代からあるクラシックなスタイルだってご存知でした?
僕たちからすると逆に馴染みがない古いスタイルって事なんです。
こんな感じの髪型です! かっこいいですね
ワイルド&セクシーです
まあただ正直ブラピなんでかっこ良く仕上がってると言いたいのが正直な感想ですが、私も美容師の端くれなので日本人の髪質、頭の骨格に合わせてどうにか良い感じにできないものか研究しています。
自分ならこう切るだろうなって言うのはあるのですが、骨格は日本人でも白人でももちろん人種的に良し悪いはあるのですが、基本は骨格に合わせて切っていくのでお客様一人一人の形に合わせて切っていくので絶対にこうっていう答えはありません。
美容師に向けてのブログではないので技術的なお話はしませんが
ただ、もしどこかの美容院または床屋に切りに行くならこうやってオーダーすると良いよってアドバイスはできますので、そんなことを含めながら語って行きます。
まず、最初になぜ床屋の話をしたのかと言うと、こう言う髪型って正直美容師さんって苦手です。
むしろ床屋さんの得意な分野なんですよ!
僕だったら床屋に切りに行くかな?
もちろん上手く切れる美容師さんもいると思いますが・・
最近はすごいオシャレな床屋さんなどが多く出店されて床屋も見直されてきてるようですが、正直まだ昔のイメージを払拭できず、美容院で髪を切ることの多い男性のお客様が多いと思います。
床屋さん=ダサい、古い、おやじ臭い
美容院=オシャレ、トレンド、若い
みなさんのイメージってこんな感じですかね?
僕は思ってないですよ!!
色々、賛否両論あると思いますが、 はい次に行きます 汗
美容師と理容師の違いを知ることで男性の方はどっちへ行けばより求めるスタイルに近づけるのかわかると思います。
なんども言いますが僕は美容師です。
そして床屋さんの悪口を言ってるわけも美容師をバカにしてるわけでもないですから、気を悪くしないでくださいね。
まずは僕たち美容師さんは免許が違います!!
理容師・美容師は、それぞれ理容師法・美容師法に基づく厚生労働大臣免許(国家資格)です。理容師・美容師の免許を有する者以外がその業を行うことは法律で禁止されています。
詳しくはここに書かれてます興味のある方はここへ
僕は床屋さんへ就職したらヘアカットが出来てもお掃除しか出来ません。
お客さんに触ることすらできないのです。
そして僕たちは免許を取るため国家試験を受けるのですが重複する法律だったり技術もあります。
そしてシャンプーの時、床屋さんは前に倒れますよね?
美容院は後ろに倒れますよ?
なぜって? 女性はメイクしてますよね?
そうです顔が濡れるから美容院では仰向けにシャンプーします。
そして絶対に僕たちができないことがあります、そう髭剃りです。
女性でも顔そりに床屋さんに行く方もいるかもしれないですが・・
基本は女性は美容院、男性は床屋さんと住み分けが昔はできていたわけです。
そしていつの世にか男性が美容院を利用する方が増えてきたと言う感じです
僕より2回りほど上の先輩ぐらいになると、男性美容師も少なくメンズカットはできない美容師さんも実際いるくらいです。
まあ床屋さんが女性を上手く切れるかと言うと、そこはやはり美容師に軍配があがると思いますけど・・・
僕たち美容師と理容師のよく言われる大きな違いは
曲線的で丸くスタイルを作るのが美容師
直線的で角を残すスタイルを作るのが理容師だと言われます
簡単に解説すると、美容師は基本女性が専門です。
なので女性らしい優しい感じは丸い曲線的フォルムの方が出しやすいと思いますよね?
では理容師は男性を切ることが専門なのだから、男らしい直線的な角を残すスタイルの方が雰囲気が合うと思いませんか?
はい大人気のジャスティンビーバーさんです。
こんな感じの男らしいセクシーなツーブロックスタイルは床屋さんに軍配があがるんじゃないかと思います。
この側頭部からハチに向かっての刈り上げのバランスが難しいわけなんですが
丸い感じでツーブロックとトップが繋がってるとちょっと雰囲気が変わってしまうんですよね〜
右の写真はトップの長さが違うだけです
でもトップのデザインが違うと雰囲気もだいぶ変わりますよね?
ただし、言っておきますがこの絶妙なバランスを取れる腕を持ってるならば、美容師も理容師も関係ありません。
僕たちは骨格に沿って刈り上げることが多いのですが、頭って直線の部分はなくボコボコしていたりねじれていたり、左右も対象ではありません。
なのでツーブロックはバリカンでウィーンってやっちゃうと頭のギャップ全部拾っちゃうんですよ。
スタイルによっては関係ないのですが、こう言うスタイルはサイドの感じが大事なのでバリカンだと耳の上からはちに向かってちょっと丸く膨らみ、鉢から頭頂部にかけて丸く絞れていってしまいます。
左の写真、ツーブロックの境目までまっすぐ上に綺麗なラインで繋がってますよね?
特に日本人は白人に比べるとハチが張っているため、丸いラインになりがちです。
上のブラピもサイドがまっすぐ伸びてますよね?
はいここがこのスタイルのミソなのです。
正直トップのデザインは誰でも切れる感じです。 こだわればそんな事ないのですが
もしもですよ!もしも担当者さんがいきなりバリカン持ってきたら注意してくださいね 笑
まずは自分で自分の骨格を確認してみましょう。
そしてご家族や友人に触ってみてもらってください、自分だとあまり良く分からないと思います。
本当に人それぞれ骨格はみんな全員違うのでどうすれば良いと言う解決方は一つではないのですが
オーダーするときに耳上からまっすぐ丸くならない様に短く刈り上げてと言うしかないです。
僕の見解だとこう言う作業は床屋さんの方がうまい人が多いと思います。
イメージ出来るかわかりませんが、美容師的に見るとモヒカンスタイルの角刈りです。
トップの一番高いところから水平に左右に広がって、サイドが垂直に伸びそこに角を残して繋げる
こんな感じです。
このバランス感覚が難しいんですけどね〜
本当は6mm前後の刈り上げが良いと思うのですがそこはこだわらず、骨格に合わせた長さでとオーダーしましょう。
髪が直毛で硬く広がりやすい方は気をつけてくださいね!!!!
僕は海外での美容師経験があるのでよくわかるのですが、髪の柔らかさが全然違いますめちゃくちゃ柔らかいのでタイトに抑えるのが容易なのです白人さんは。
上記の方は本当に難しいです、1cm いや1mmの差で雰囲気が変わってしまいます
よーく後悔しない様に担当者と相談することをお勧めします。
今回はメンズカットということでツーブロックスタイルを解説させていただきました、そして理美容師についても少しお話させていただきましたが、求めるスタイルによってお客様も少し違いなどを理解することで美容院にいくのか、床屋さんに言った方が良いのか判断できれば良いかなと思い記事にしました。
床屋さんの回し者でも美容師のそれでもございません自分は。
僕は床屋の技術も持つ美容師になれればと思っておりますが、まだその境地にはいたっておりませんので是非当店へとは言えません・・・
なのでお客様にアドバイスだけでもと
最後に一つ、スタイリングのコツはつやです!ツヤです!艶です!
ブロンドって光沢あり艶っぽいですよね!
日本人の場合だとこのブロンドにするためにブリーチをすることになるとおもますが、もしも毛質的に弱そうなら、諦めましょう
ダブルカラーなんてすると近い感じになると思います
ただしスーパー痛むので細心の注意をしてください
ヘアダイでいくのが一番無難だと思いますが
日本人は有色人種のためメラニン色素が多いので、赤みからオレンジにかけて強く出ることが多いです
これだと外国人風の髪色とはちょっと雰囲気が違うんですよ
基本はアッシュ系とかで良いと思うのですが、アッシュて灰色ですよ!
日本人て赤系が強いので本当の意味でのアッシュカラーの人ってほとんどいません。
むしろ日本人には全く向かない色なのって知ってました?
なので最近はやりのグレージュって知ってますか?
グレーとベージュをつなげた造語です
どういう感じかというと赤みの出にくい配合ってことです
本来、日本人に向かないアッシュ系カラーにベージュを入れて赤みを消そうって感じなのですが
ちょっと前からはやりだして、今は寒色系のブルーとベージュでブルージュとかもあります
当店ではファッションカラーにイルミナカラーと言う商材を使用しています
これは光彩色なカラーなのですが、ダメージが従来のカラー材の25%くらいに抑えられ
そしてとても艶ぽい仕上がりになります。
そして日本人の苦手なアッシュ系などが入りやすく改良された最新カラーです
他店よりも当店だとかなりお安くなってますのでよろしくお願いします
当店ホームページへ → DAF hair HP
実は知る人ぞ知る看板メニューです
ネット調べてみてください「イルミナカラー」で
はい当店の宣伝はここまでにして次行きます
ダメージを受けると基本バサバサになり艶を失います、コツは艶です!
色よりも艶感を優先した方が雰囲気が出ます
スタイリング剤もかっちりオールバックスタイルにしたいならジェルなど利用すると良いと思いますが、ウェットタイプのグリース等も良いと思います。
トップ長めでいきたいのならやっぱちょっとカチカチな感じじゃなくサラサラかつウェットな濡れてる感じがいいと思います、最近だとウェットな濡れた質感になるソフトタイプのワックスがあるので半乾きにの時にうす〜く全体になじませてかき上げれば終わりです
では以上でーす
また