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『美容室DAF茅ヶ崎』いつもこんな事をしています!『エドルカラー編』

更新日:2019年12月25日


どうも〜! ダイスケです。

今回のブログは、最近取り扱いを始めた新しいカラー剤であるオイルカラーと呼ばれる『エドル』について書いていこうと思います。

前回のブログでも書きましたが・・・。 また『エドルカラー』をお客様に使用してみたのでその工程や使用感などを書いていきます。

当店の既存のお客様もこれから来ようと考えてくれているお客様に、『エドルカラー』とはどんな感じになるのかを知ってもらい、そしてカラーリングについての知識を少しでも多く知ってもらう事でより良い髪色に近ずける様に!と思います。

今回モデルになって頂いたお客様ありがとうございます。

今回のモデルさんは、今まで人気NO1カラーの『イルミナカラー』でずっと染めていました。

基本はいつもリタッチ(根元の伸びて来た所だけ染める)です。

毛先の褪色はシャンプー時に酵素分解されたコラーゲンを塗布し根元に塗ったカラー剤と、塗布時に余ったカラー剤も混ぜ合わせ、よ〜く毛髪に揉み込む事で髪に負担をかけずに毛先に染料を押し込む方法で施術をして来ました。

難しいので何と無くそんな方法のやり方があるんだなって思って貰えれば良いです。

そしてこうする事で髪への負担を避ける事が出来ます。

毎回、褪色部分にカラー剤を塗布し時間を置くと髪がボロボロになってしまいます。

髪へのダメージは何も良い事がないのは皆さんも何と無く分かると思います。

髪が傷むと手触りや指通りも悪くなりますが、髪に入れた染料もすぐに抜けてしまう原因にもなります。

色持ちが悪くなるって事です。

そしてダメージが酷くなると薬が均一に反応してくれなくもなるので、根元から毛先まで綺麗に染め上げる事も難しくなります。

よく髪が傷んだらサロントリートメントをプラスすれば良いと思ってる方もいらっしゃいますが、それは少し間違っています。

髪とは生えた時点で死んでる細胞です。

爪とおんなじ感じです。

痛んだ髪はトリートメントをしても元の健康な状態に治ることはありません。

例えるならばトリートメントは洗濯する時に使う柔軟剤のような役目です。

痛んでいない状態の時のように手触りやツヤなどが良くなるように一時的にするだけなので、トリートメントすれば髪のダメージは気にしなくても良いは間違いです。

ではサロントリートメントってどんな意味があるの? って思いますよね。

それはトリートメントをする事でこれから未来の髪の状態を綺麗に維持するためなんです。

トリートメントをする事で髪の色の褪色を防ぐ効果があります!

そしてダメージをこれ以上受けないようにする効果もあります!

そしてもちろん手触りやツヤを良くする効果も!

超簡単に説明すると、髪の内部へ流出してしまった髪の成分と同じような成分を髪の奥深くに浸透させます。

これが第一段階です。

このままだと成分をただ髪の中へ入れただけで、すぐにまた流れ出てしまいます。

そこで第二段階で髪の表面をコーティングします。

これで成分の流出も、カラーで入れた染料の流出も防ぐ事が出来ます。

擬似的に健康毛の出来上がりです!

髪表面にバリアを張るイメージですね。

これによってブラッシングによる摩擦のダメージや、紫外線などのこれから受けるだろうダメージも軽減する事が出来ます。

なのでトリートメントは過去の髪への負担をリセットするものではなく、これから未来のために髪の状態を良い感じに維持するための物って思ってもらえると分かりやすいと思います。

ただ出来る限り髪を傷ませない方法で髪を染める事が、1番髪を綺麗に見せる最善の方法な事は間違い無いです! うん。

話を戻しまして・・・

今回は今までの『イルミナカラー』をやめて、『エドルカラー』に変更する事になりました。

来店時の髪は下の写真の感じです!

エドルカラー施術前 美容院DAF茅ヶ崎

毛先は褪色がかなり進んでしまっています。

色が抜けてしまい同時に『イルミナカラー』特有のツヤ感も無くなって、バサバサした毛先になってしまっています。

見た目的にも痛みも出ているのでダメージへの配慮も必要そうです。

根元はツヤもありまだ綺麗な状態を維持できています。

やはりダメージレベルの高い場所は色も状態も悪いですね・・・。

ちなみにこの方は大体、月1で来店されていて毎回トリートメントもされています。

トリートメントの効果がダメージに追いつけてないですねこれは。

でも今回は『エドルカラー』への切り替えのため、根元から毛先まで前頭染めていきます。

本当は髪へ負担を与えたくはないのですが、根元が『エドルカラー』で毛先が『イルミナカラー』では色の雰囲気が変わってしまいます。

全体の髪色に統一感を出すためには、しっかり毛先まで薬剤を塗布し時間を置く必要があります。

髪の毛ごめんなさい・・・。 今回はダメージ覚悟での施術になります。

ですが『エドルカラー』の特徴は濡れたようなグロッシーなツヤ感としっとり感です。

施術後の方が100%髪が痛んだはずなのに、しっとりする事で施術前より状態が良くなるのも特徴の1つとして持っているのが『エドル』なんです。

ですがこれも一時的です。

カラーの成分にツヤやしっとり感を出す成分が配合されているので、褪色するのと同じように時間とともにその効果が薄れていくと思います。

だから「やっぱ最小限のダメージで!」です。

エドルカラー 薬剤 美容院DAF茅ヶ崎

今回は2種類の薬剤を用意しました!

簡単に、根元用と毛先用です。

根元は通常濃度の薬を使います。

毛先はすでに髪の色も明るくなっているため、濃度を下げた髪への負担の少ない薬で染めていきます。

今回の色は流行りのブルージュ系の色です。

ブルージュは、ブルーとベージュを混ぜた色です。

そして白髪も少しあるので『エドルカラー』はおしゃれ染めですが、白髪も一緒に染めれる様な配合で用意しました。

エドルカラー 塗布後 美容院DAF茅ヶ崎

はい! そして塗った後はこんな感じです。

カラー剤を塗布する前にいろんな液体をつけてます。

この液体は↑で紹介したコラーゲンとかの事です。

分子の大きさなどを考えながら、そしてその液体のつける順番などを考えながら施術します。

これをつけると髪の痛みが軽減できると考えてる方が多い気がしますがちょっと違います。

確かにカラー剤と混ざる事で薬の強さが減力するので痛みを抑える? 効果がないとは言いませんが、本当の狙いは根元と毛先ではダメージレベルが違うため薬剤の反応に差が出てしまいます。

それを擬似的に外から補い健康毛と同じ様な状態にする事で、根元から毛先まで同じ様なコンディションにし均一に薬を反応させ綺麗に染めましょうって事です。

綺麗に染色するにはこんな小さな前処理がとっても大事なんです。

エドルカラー 美容院DAF茅ヶ崎

エドルカラー 美容院DAF茅ヶ崎

そして完成!

しっとり感が出ましたね〜!

そして手触りも施術前よりもいい感じです。

お客さんも「今までで1番良い感じ!」って言ってもらえて気に入ってくました。

よかった よかった!

艶が本当に綺麗に出て、毛先のパサパサした所も落ち着いたのが分かりますか?

オイルカラーと呼ばれる様に、油性の様な深いグロッシーな色味が出てますね。

いい感じです!

イルミナカラー 美容室ダフ茅ヶ崎

ちなみにこの写真が以前『イルミナカラー』の時に撮らせてもらった時の写真です。

明るさが違いますが色の雰囲気が少し違います。

『イルミナ』は透明感が最大の特徴のカラー剤です。

淡いふわっとした雰囲気に仕上がります。

いっぽう『エドル』はしっとり大人っぽいツヤ感が特徴なので、ディープでウェットな雰囲気になってます。

当店ではお客様の求める雰囲気によって薬剤を使い分けています。

最近発売される新しいカラー剤って本当にひと昔前の薬剤と違って性能が本当に良くなってます。

美容師の僕が驚くほどです。

薬剤によって狙った色や明るさだけでなく、雰囲気もコントロールできる訳なんです。

そう! だからよりヘアースタイルに質感や雰囲気などの要素をプラスし、今までよりスタイルを作り込める事が出来る様になってます。

まあこれは僕たち美容師側がやる事なので、難しいことをお客様が知ってる必要はないのですが、より良いスタイルを求めたい方には良い事ですよね?

よりスタイルに選べる幅が広がるというか?

僕のお店で初めてカラーをされる方に2種類の薬があって・・・・・雰囲気がこんな感じで違って・・・・こんな特性があって・・・・

って説明すると「そんな事言われた事ないし、どうしようか困っちゃう」って言われ事が多々あります。

確かに選べる幅が広がるとお客様側からすると、専門的で難しいって思われるかもしれません。

もしかしたら面倒だと思うかもしれません・・・・。

そんな時はお任せ頂ければ勝手にこちらでうまくやります。 笑

とことんこだわりたい方はしっかりと相談するお時間も作りますし、説明もできるだけ分かりやすく簡単にします。

一緒に考えましょう! ベストな道を!

まあ 最終的にはご自身で違いを感じてもらうのが1番分かりやすいので、気になった方はお試しあれって事です。

美容院DAF茅ヶ崎 エドルカラー

これは他のお客様ですがこのカラーも『エドルカラー』を使用しています。

この色はブルージュじゃなくてグレージュです。

似てますよね名前が・・・笑

こっちはグレーとベージュを足した色です。

ちなみに中間から毛先はブリーチを3回したスーパーダメージ毛でした。

染める前はキンキンの金髪より明るいペールイエロー状態で、痛みすぎて髪が正直ボロボロ状態でした。

染めたことによって艶が蘇り、さらにしっとり感が増したためむしろ痛みが解消された様な状態に見えます。

ダメージ=見た目が悪くなるは間違いなく正解ではありますが、色を入れることで見た目は良くする事が出来る側面をカラーリングは持っています。

毛先が褪色しキラキラした色の方は、ダメージを受けてしまいますが毛先を染める事で見た目を良くする事も出来る訳です。

カラーとは面白いものですね?

そんな訳で気になった方はお気軽にお問い合わせくださいまし!

ではまた〜

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