みなさんこんにちわ
今回もお店ができるまでの過程を記事にしていこうと思います
episode 4
ブライワックスで木材の着色をしよう!
では早速紹介して行きます
こちらの上の写真の缶とボトル左がブライワックスという名前の色のついた蜜蝋が入ったワックスです
右のボトルが水性ステインという木材に下地の色をつけていく塗料になります
この2種類のものを使って木材を色付けして行きます
そして色をつけるものはこの無垢の杉の板になります
まずこの板に水性ステインを染み込ませていくのですが
仕上げ方によって塗り方は様々だと思いますが
僕がやった感じを説明して行きます
まずはステインをいらない容器などに出します
このステインはシャバシャバなので容器に移すときに気をつけてくださいね
僕が使用した色はイューと言う色を使用しました
ちなみにこの商品は「ブライワックス ウォーターベース ウッドダイ」 と言う名の商品になります
12色あるので興味のある方は調べて見てください
そしてこのあと使うブライワックスは14色あります
この2つの組み合わせで着色していくのでかなりの数の色を自由に作ることが可能なのでお好みの色を試して見てください
僕のお店のコンセプトはちょっと高級な感じの大人の空間です
木部の色はちょっと暗め、でも木目は綺麗にわかる程度
そして少しアンティークな感じで
さらに経年劣化したような自然なダメージ感
こんなイメージにしたかったのでまずはこの杉板を軽くサンディングして表面を綺麗にしてあげてからステインを塗布して行きます
僕は最初にステインを水で2倍くらいに薄めました
このステインは水性なので水で薄めたり、刷毛を洗うときもお水で洗えるので扱いは比較的に簡単です
最初は薄めからスタートしもっと深い色が欲しければ2度、3度と塗り重ねていくと良いと思います
塗った後はこんな感じで乾かしましょう
濃さの違うステインを何度かに分けてわざと色むらを出しました
季節や気温により時間は変わるとおもますが、2時間くらいで乾くと思います
そこに全体にステインを塗って乾いた後にブライワックスを全体に塗り伸ばしていきます
僕が使った色はアンティークマホガニーです
ワックスを塗ったことで艶が出たと思います
ちょっと仕上がった写真がなかったので残念なのですが・・・
最後にこの状態から布で曇りがなくなるまで磨くのですが
綺麗に磨くとテッカテカに輝いてカッコよくなります。
episode 5
今度はニスで色をつけていく
はい今度は天井の梁の材料になるOSBという集成材をカッコこよくしていきます
はいこれがOSBです
なんか微妙な色ですよね?
加工前だとこんな感じのベニヤ板って感じで、僕のお店のコンセプトとはちょっと違うかな?って感じです
大丈夫です!
色をつけていけばきっといい感じになります!
ただし、この材料は表面がテカテカしてますよね?
この木のクズを固める時に使うボンドのせいなのか何なのかわかりませんが・・・
水性のステインなどでは弾いてしまって色をつけることができません!
ブライワックスなら色は乗るのですが
下地に色を強く入れることができないため希望の色がだせません
なのでここは色のついてるニスで色を変えていきます
ニスは室内に使う場所なので同じように水性のニスを使っていきます
不思議ですね水性のステインでは弾いてしまいますが、水性ニスなら弾くことなく色が入ります
はいこんな感じです
ニスはオーク色を選んだのですが、実際に塗ってみると黄色が強く飴色にしたかったのですが希望の色になりませんでした
なので水性同士なら混ぜれるかなぁ??
と思い、ステインを混ぜてみたところいい感じの色になりました!
色々試してみると何とかなるものです
まだ希望の色まで濃くなっていません
上の写真が1度塗り
下が、2度、3度塗っていった状態です
少しずつ色が濃くなってきてますよね?
最後に4度塗り目です
意外とニスって高いんですよ
なのでこのまま少しずつ色を濃くしていくと材料代がいくらっても足りないので4回目はステイン多めで濃いめにやりました
仕上がりはこんな感じです
濃い飴色になったでしょ?
これをカットしていって四角いボックス状にして、天井にあるH鋼を隠していくのですが、これは僕にはできないため大工のN氏に加工してもらい天井に吊るしていきます
どうですか?
まだ工事中の写真なので埃かぶって汚いですがいい感じです
この板をカットする時に切り口が見えないように、切り口を斜め45度で切って合わせてもらう、留めとか言う工法でやってもらいました
これだと切り口が隠れて繋ぎ目が綺麗になり高級感が増します
最後に角をヤスリでこすり、角を少し丸くするとさらにいい感じに!
さらに壁や梁同士のジョイント部分に同系色のコーキング材を入れて梁は完成しました
基本、天井周りの仕事は上を向いての仕事なので超辛いです・・
脚立もなんども上り下りしてそれもかなり大変でした
N氏に色々なアドバイスやアイデアももらいながら自分好みのお店を作れるのはとても楽しいです
色々、ネットを見てもアイデアはたくさんありますし、材料なんかもたくさんあるので楽しみながら、ちょっとしたものをDIYすると楽しいですよ!
天井が終わってきたので次は下の造作物に取り掛かっていきます
ここからは、仕事がしやすいのでどんどん進んでいきました
今回はここまで
ではまた