トリートメントよりシャンプーの方が浸透する!?アニオンとカチオンの性質を活かすヘアケア新常識|茅ヶ崎美容室DAF

当店ご利用中のお客様、そしてこのブログを見てくださる方々、神奈川県にある海の街・湘南・茅ヶ崎にある小さな美容室DAFの店主ダイスケです。
よろしくお願いします。
前回のブログでは、当店DAFおすすめのシャンプー・トリートメントの、『LOA THE SHAMPOO』と『LOA THE TREATMENT』を紹介させて頂きました。
このアイテムはSNSや美容業界で香りが良すぎると話題になった商品なのですが、香りだけではなく成分も凄く優秀で、毎日の使用で成分が髪へ蓄積していって、日を追うごとに髪質が良くなるシャンプー・トリートメントとなってます。
気になる方は前回のブログも読んで頂けると幸いです。
さて今回のブログでは、このメーカーの物が良いとか、あのメーカーの物がどうとか解説する商品の紹介ではありません。
シャンプー剤・トリートメント剤と薬剤として考えて、髪にどの様に作用しどの様な違いがあるのかなど、少し美容師的に深堀りしていこうと思います。
これを知れば毎日のシャンプー・トリートメントが、より効果的に髪に効かせる事が出来る様になります!

シャンプーは『マイナス』・トリートメントは『プラス』髪がサラサラになる秘密
みなさん、毎日シャンプー・トリートメントはしてますか?
もちろんしてますよね?
いつも何気なく使っているシャンプーとトリートメント。
実はこの2つはお互いに真逆の性質を持った物なんです。
ちょっと難しい化学用語なのですが、シャンプーはアニオン(陰イオン)、トリートメントはカチオン(陽イオン)、と呼ばれています。
簡単に言うとマイナスとプラスって事なのですが、実はこれは磁石のN極とS極と同じ関係にあります。
厳密に言うと化学的には電気の力のプラスとマイナス、磁気の力のS極とN極は別物です。
ですが働く力の関係は同じなので分かりやすく、今回のブログは身近な磁石で例えて説明したいと思います。
1 シャンプーはアニオン=汚れを落とすマイナスの磁石
シャンプーに含まれる洗浄成分の多くはアニオンの性質を持っています。
これは食器用洗剤だったり、洗濯用の洗剤も同じです。
そして、髪や頭皮についたチリやホコリなどの汚れも、アニオンの電荷を帯びています。
そこで磁石のS極とS極を近づけると、反発しますよね?
それと同じでマイナスの汚れに、マイナスのシャンプーが入り込むと磁石の様に反発し、髪から汚れを剥がして落としています。
2 実はシャンプーの方が髪の中に良い成分が入り込みやすい
多くの皆さんはトリートメントの方が髪に中に、成分が浸透してケアしてくれると思っていませんか?
実はこれは逆なんです。
シャンプーは汚れを水に溶かすために、親水性と言う特徴を持っています。
親水性とは水と凄く仲が良いって言う事です。
髪が水で濡れると、髪の表面にあるキューティクルは開く性質があります。
その逆で乾くとキューティクルは閉じます。
良く美容師さんから濡れたままにしておくと、髪が痛むので髪を早く乾かして下さいって言われませんか?
それはキューティクルが開きっぱなしなってると、髪の中の栄養分であったり、せっかくカラーした染料が抜け出ていってしまうからなんです。
だから早く乾かして、髪のバリヤ機能であるキューティクルを閉じて蓋をする必要があるんです。
話しを戻しますが、キューティクルが開くと水の通り道が出来ます。
シャンプーは水が大好きなので、水に引っ張られるようにして、髪の細かな隙間の奥まで浸透して行きます。
その時に、シャンプーに入っている補修成分も奥まで浸透して行きます。
アミノ酸系なのど美容室などで販売されている、高級なシャンプーは特に補修成分の分子が小さく分解されているため、髪への浸透性も高くなっています。
皆さんはシャンプーが終わったら、すぐに泡を流していませんか? それは本当にもったいない。
せっかく浸透性が優れているシャンプーなのだから、ぜひ泡パックをして下さい。
頭皮と髪を優しく洗ったら、そのまま2〜3分置いてから流して下さい。
より補修成分が浸透し髪の状態が良くなります。
ここで注意が1つ、水と一緒に洗浄成分もしっかりと浸透しているので、皆さんが思うよりもしっかりとすすいで流し切りましょう。
3 トリートメントはカチオン 髪の表面を守るプラスの磁石
シャンプーで汚れを落とし、補修成分をしっかりと浸透させた後の髪の毛は、マイナスの電荷を帯びた状態です。
そこで使用するのがプラスの電荷を帯びたトリートメント=カチオンです。
磁石で言うところのS極とN極なので、今度はピタッとくっつきます。
そして実はトリートメントって髪の中に浸透させる物ではないんです。
トリートメントとは髪の表面にピタっと吸着するように出来ていて、髪表面をコーティングする事で、カラーの染料や髪内部の栄養の流出を防いでくれたり、コーティングされた髪同士が擦れる事でサラサラになったり、手触りをよくしています。
つまりトリートメント=カチオンは引き合う力を利用した、髪の表面コーティングによる質感調整になります。
ここでワンポイント!
トリートメントは吸着する物とお伝えしましたよね? でもトリートメントの効果を、さらに良くしたいって思いませんか?
そうなると吸着性のあるトリートメントを、髪奥深くへ浸透させる技が必要になります。
今から紹介する方法は誰にでも簡単に出来る技なので、ぜひ試してみて下さい。
1 コーミングをする
どんな物でも良いのでクシを使って梳かすだけです。
(補足:櫛=コームと美容師は呼ぶので、コームで梳かすからコーミング!)
これ以外と皆さんやってないですよね?
コーミングする事で、トリートメントを髪表面に均一に吸着させ、髪がコームの歯の間を通るときに圧力がかかり、成分が中に押し込まれます。
適当に手を使ってトリートメントをつけても、以外とつけれてない箇所があったりします。
トリートメントは大量につければ効果が大になる訳ではなく、うすくても良いので均一に表面に付着させる事が大事です。
もしもサロン専売品などの高級な物を使っているなら、なおさらそっちの方が経済的だし、効果も上がります。
2 ひたすら揉み込む
これはやってる方も多いかなと思います。
はい!正解です。
中間や毛先など痛みのひどい場所は、手でしっかり良く揉み込んでください。
圧力をかけることで中への浸透を促します。
揉み込んだ後はコーミングして下さい。
3 ホットタオルで温める
これはやってる方少ないですよね?
この方法、効果絶大です。
一気に美容室のサロントリートメント級な質感に変わります。
やり方は簡単、まずは髪の水気をしっかりと切ります。
これはコーミングの時も揉み込む時も同じで、トリートメントをつける時は必ずしっかりと水気を切ることが重要です。
髪の内部には水分が入れる量が決まっています、髪がビチャビチャだと水分が邪魔をして、トリートメント成分が入れる隙間がありません。
また水分よって成分濃度が下がってしまい、効果を強く発揮できなくなってしまいます。
・まず水気を切ってトリートメントをつける。
・トリートメント剤を適量を髪に付け、次にコーミングをして根本から毛先まで均一に伸ばす。
・タオルを60度程度のお湯で濡らしてからよく絞る。
・それを頭に巻きつけ数分置く。
・タオルが冷えたら何度か繰り返すとさらに効果大です。
皆さんの家のバスルームに給湯器の温度設定出来るリモコン的なやつ付いてますよね?
あれで60度に設定してあげると作るのが簡単です。
70度だと火傷します。
気をつけて!
60度だと火傷しないギリギリくらいの温度なので、濡らしてから水が垂れない程度に絞ってから使って下さい。
湿熱を髪に加えると、髪の主要成分であるタンパク質は細胞が弛む特性があります。
温めることで細胞に隙間を作って、そこにトリートメント成分を押し込む事が出来ます。
これは本当に効果をすぐに感じることが出来るので、超オススメな技なので是非お試しください。
4 超音波アイロン
これが一番最強の浸透方法になります。
上記の3つの方法はお金が0円でかかりません。
これは超音波アイロンを買う費用がかかるので、トリートメントが大好きな方にのみお勧めします。
価格はピンキリですが、2万程度出せば購入することが出来ると思います。
使い方は髪を軽く挟んでスルーするだけ。
アイロンのプレートがとんでもなく細かく振動しています。
あの有名な電動歯ブラシとおんなじ原理です。
そして超振動によって成分を奥まで押し込むことが出来ます。
これはホットタオルにも近い原理で、温度を上げると言うことは分子の振動が激しくなると言う事です。
温度ってマイナスは、約−273度が最低温度。
いわゆる絶対零度ってやつです。
これは全ての分子の運動が停止する温度の事で、これ以下の温度はこの世に存在しません。
逆にプラスの方は、1000度・10000度・100000000度と存在しています。
温度が上がれば上がるほど、分子が激しく振動していると言う事なので、成分が奥にくい込みやすくなりま。
超音波アイロンは熱を加えるわけでないですが、その代わり激しく成分の分子を揺らすことで、より深く浸透し効きが良くなるのでおすすめです。
今回はシャンプーとトリートメントの性質の違い、そして使い方の説明をさせていただきました。
違いと使い方を知ることで毎日のケアが少し変わってくると思いますし、皆さんの髪の状態が少しでも良くなればと思っています。
磁石を想像しシャンプーとトリートメントをする時に、こんな事が起こっているのかと思って頂けると面白いと思います。
またホットタオルの使用はお金も一切かからない技なので、お時間のある時にでも試して頂き、ご自身の髪をぜひ労ってあげて下さい。
今回のブログはここまでとなります。
次回は今回解説したプラスとマイナスを引き合わせる技術を使った、当店DAFで1番良いサロントリートメントメニューがあるので、この話の続きとして美容室でしか出来ないプロの極上サロントリートメントを紹介しようと考えています。
ありがとございました!!



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